F106 MD DIORESSENCE 25 P02F Hero Foulard

© INÈS DIELEMAN

The Essence of Miss Dior

ミス ディオール エッセンス

エレガンスを纏い、魅惑的な香りを放つ新フレグランス「ミス ディオール エッセンス1」。それはディオールのアート オブ パフューマリー(香りの芸術)を体現し、本質へと回帰する大胆なマニフェスト。
BY ANTONIA MAP

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© MIKAEL JANSSON

1 95日(金)より発売予定。

2 クリスチャン・ディオールにとって最愛の妹であったカトリーヌは、2人目のミューズ、ミッツァ・ブリカールから「ミス ディオール」という愛称で呼ばれていました。

1947にメゾン ディオール初のコレクションを発表後、ほどなくして発売された「ミス ディオール」。ムッシュ ディオールの妹カトリーヌ2 にちなんで名付けられた伝説のフレグランスが紡いできた軌跡を辿る方法とは? 今回、長年にわたり愛され続ける名香の再解釈に挑むのは、ディオール パフューム クリエイション ディレクター、フランシス・クルジャン。今ここに、フレッシュで若さを感じる、大胆なフェミニニティに捧げるポップなステートメントを掲げ、鬱屈としたムードに反旗を翻します。

ディオールにとって大切なジャスミンは、誕生当時の物語に忠実に。新たな「ミス ディオール エッセンス」は、輝きあふれる魅力と力強さを兼ね備えたフレグランス。ワイルドな輝きを放つサンバック ジャスミン、上品なオークウッドが織りなすダークでセンシュアルなベース、そしてシロップのようなブラックベリー ジャムとエルダーフラワーが絡み合うグルマンなノート。ミス ディオール エッセンスは、まるで自分を大胆に、そして自由に表現する「香りのマニフェスト」のよう。

そして、ミス ディオールのはじまりを探求するため舞台は再び1947へ。凍てつくように寒い212日、モンテーニュ通り30番地のサロンでメゾン初となるコレクションが発表されました。『ハーパーズ バザー』の編集長カーメル・スノーが発した感嘆の声にちなんで名付けられた「ニュールック」も登場し、戦後のファッションを覆す新たな潮流に。当時、ミス ディオール フレグランスは未発表(同年12月発売)でしたが、実は「プティット マン(お針子)」たちが「メダリオンチェア」の並ぶサロンに、この香水をそっと吹きかけていたのです。香りが魔法のように一帯を包み込み、ショーを成功に導いたかどうか? それはあなたの想像次第

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© FEDERICO BERARDI

Beauty - CAMPAIGN MISS DIOR
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© Manu Cossu

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© INÈS DIELEMAN

しかし唯一確かなことは、クリスチャン・ディオールのミューズでありレジスタンス運動の偉大なヒロインでもあった、妹カトリーヌへの揺るぎない愛でした。

またこの名香は、「愛のように香るフレグランス」であるだけでなく、ムッシュ ディオールのクリエイティブな精神が色濃く刻まれています。ノルマンディー地方のグランヴィルにある「レ リュンブ」邸のローズ ガーデンで花々について学んだ彼は、香りが記憶や感情を呼び覚ますきっかけとなることを誰よりもよく理解していました。それはまるで、フランスの小説家マルセル・プルーストが、小説『失われた時を求めて』の中で描写した、何気なく紅茶に浸したマドレーヌが登場人物の大切な記憶を呼び起こしたかのよう。偶然にも、厳しい環境で見事なローズ ガーデンを完成させた創造主であり、クリスチャン・ディオールの母親であった彼女の名は「マドレーヌ」。小説に登場するマドレーヌを想起させる運命的な巡り合わせです。

さらに、初代ミス ディオールの魅力はその香りだけにとどまりません。クチュールらしさを想起させるボトル デザインも素晴らしく、「スーツのように仕立てられた」美しいカッティングが際立つシルエットにボウ(リボン)があしらわれています。

たに再解釈されたボトルは、ネック部分に黒のグログラン ボウがあしらわれ、キャップはガラス製でよりラグジュアリーに。ボトル側面はメゾンの伝統的なモチーフ、千鳥格子が施され、初代ミス ディオールにオマージュを捧げるエレガントな装いはそのままに、印象的な佇まいで魅了します。ミス ディオール エッセンスに刺激的なタッチを添えるのは、ディオール アンバサダーの女優ナタリー・ポートマン。パリを舞台に撮影されたキャンペーン フィルムで、新フレグランスが持つ大胆さやモダニティを余すところなく表現しています。コルセットとハイブーツを纏い、光の都パリを軽やかに駆け巡る様子は、フェミニニティあふれる反骨精神を備えた真に自由な女性像そのもの。それはまさにフランシス・クルジャンの思い描いていたイメージでした。ムッシュと同じように女性が放つエネルギーに魅了されているクルジャンは、「私が表現する『ミス ディオール エッセンス』は、自信に満ちあふれたフェミニニティを映し出す鏡。色鮮やかでセンシュアルなウッディとネクターが、肌に溶け込むような香りです」と語ります。

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© SHERAZ DEBBICH

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© SHERAZ DEBBICH

魅惑の「ミス ディオール」が織りなすフレグランスとメイクアップ

伝説の象徴であり、永遠を刻む「ミス ディオール」。その名は、1947にクリスチャン・ディオールが発表した初のフレグランスに冠されただけでなく、1960年代の解放的なムーブメントの最中に発表された、メゾン初となるプレタポルテ コレクションの呼び名でもあります。この先駆的なスピリットを受け継ぎ、2024-2025年秋冬 コレクションで「ミス ディオール」プレタポルテ コレクションを再解釈。大文字で手書きされた「MISS DIORのグラフィックがセーターやジャケットに大胆にあしらわれ、新たな生命を吹き込みました。そして今回、この比類なきコレクションに敬意を表し、ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターのピーター・フィリップスにより、限定メイクアップ コレクション「ミス ディオール コレクション」が登場3ピンク、ブラウン、ベージュ、プラムの色彩が織りなすクリエイションが、煌めきを帯びた美しい目元と鮮やかで明るい口元を演出し、笑顔を彩ります。現代を生きるすべての女性におくる、大胆で活力に満ちあふれた精神とエレガンスを備えた、魅力的でモダンなスタイルです。

3 95日(金)より数量限定発売。なくなり次第終了となります。

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